寮で迎える初めての朝です。
生徒たちは目を覚ますと、学生寮の食堂へ向かい、朝食をいただきました。
食堂はビュッフェ形式になっており、
それぞれが自分の好きな料理を、食べられる分だけ取っていただきます。
イギリスの食事が口に合わない生徒もいるのではないかと心配していましたが、
皆、思い思いに料理を選び、おいしそうに食べていました。
朝食後は、いよいよ初めての英語レッスンです。
生徒たちは四つのクラスに分かれ、
他国から参加している生徒たちと一緒に、スピーキング力を確認する活動に取り組みました。
質問の中には、日本語で考えても簡単には答えられないような内容もあり、
自分の考えを英語でまとめて伝えなければなりません。
それでも、本校の生徒たちは、
他国の生徒たちを前にしても臆することなく、堂々と英語で話していました。
日頃からグローバルセッションなどを通して、
英語を使って外国の方々と交流してきた経験が生かされているように感じました。
昼食後は、バスに乗って近郊の都市レディングへ向かいました。
現地のアクティビティリーダーの案内で、
街に残る歴史的な場所を巡るウォーキングツアーに参加しました。
中でも印象的だったのが、レディング修道院跡です。
この修道院は、イングランド国王ヘンリー1世によって1121年に建てられ、
かつてはヨーロッパでも最大級の王立修道院の一つでした。
ヘンリー1世が埋葬された場所としても知られていますが、
墓の正確な位置は現在も分かっていないそうです。
今も残る石造りの壁を眺めながら、イギリスの長い歴史を感じることができました。
ウォーキングツアーの後は、街の中心部でショッピングを楽しみました。
現地の人々が利用するスーパーマーケットを訪れ、
イギリスらしい紅茶やショートブレッドなどのお菓子を、
お土産として購入する生徒の姿も見られました。
寮へ戻って夕食をいただいた後は、ウェルカム・ダンスパーティーに参加しました。
初めのうちは、どのように輪の中へ入ったらよいのか分からず、
少し離れたところから様子を見ている生徒もいました。
しかし、仲良くなったイタリア人の友達に誘われると、
次々とダンスの輪に加わり、音楽に合わせて体を動かし始めました。
国籍や言葉の違いを越えて、一緒に踊り、笑顔で交流する生徒たちの姿がとても印象的でした。
日本ではなかなか経験することのできない時間を、
全身を使って楽しんでいる様子を見ることができ、私たち引率者もうれしく感じました。
英語のレッスン、歴史ある街の見学、そして各国の生徒たちとの交流と、
今日も大変充実した一日となりました。